龍安寺(京都)
投稿日:2009/12/03

「応仁の乱」の東軍総大将として有名な細川
勝元により創建され、美しい石庭で有名な
「龍安寺(りょうあんじ)」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
龍安寺は京福電鉄北野線「龍安寺」駅から徒歩約10分です。
寺名が駅名となっている割にはちょっと距離があります。。
バスの場合は京都駅からは市バス50系、四条大宮からは
55系に乗り、「立命館大学前」で下車して徒歩約10分です。
三条京阪からの場合は市バス59系統で「竜安寺前」下車、
徒歩3分です。

龍安寺は1450年に細川勝元が徳大寺家から譲り受けた山荘
を禅寺として創建しました。
龍安寺といえば何と言っても「石庭」が有名で、その写真を
よく見かけますが、実際に訪れてみると意外に小さい印象を
持ちます。幅20m、奥行き10mの大きさがあるのだそう
ですが、ガイドブックなどから持ってしまうイメージは怖い
なぁとちょっと感じてしまいます。。

でも、その美しさはやはり絶品でたくさんの人が方丈に
座り込んで瞑想に耽っていました。美しく壮麗な石庭の前
では、皆やはり厳粛な気持ちになるのか、ここでは静かな
ゆったりとした空気が流れていて、とても素敵な空間でした。

そして石庭も良いですが紅葉もまた格別です。ここの紅葉
の印象としてはとても明るくて華やかな印象があります。
特に方丈へ登る石段の「もみじのトンネル」や、方丈から
納骨堂~鏡容池と続く参道周辺の紅葉は特に色が鮮やか
で陽の光を受けてきらきらと輝いていました。。

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■龍安寺1 山門から方丈への参道

■龍安寺2 山門付近から鏡容池

■龍安寺3 参道付近

■龍安寺4 方丈への石段付近 (上から)

■龍安寺5 石庭

■龍安寺6 石庭

■龍安寺7 納骨堂への参道

■龍安寺8 納骨堂への参道

■龍安寺9 納骨堂

■龍安寺10 桜苑付近

■龍安寺11 鏡容池

■龍安寺12 鏡容池

■龍安寺13 鏡容池

■龍安寺14 山門への道


◎龍安寺

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仁和寺(京都)
投稿日:2009/12/02

中学の国語の時間に習った「仁和寺にある法師」
を思い出してしまう京都市右京区にある旧御室
御所「仁和寺(にんなじ)」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
仁和寺は京福電鉄北野線の「御室仁和寺」下車、徒歩約3分
です。嵐山駅や四条大宮駅からは、嵐山線に乗って帷子ノ辻
(カタビラノツジ)駅で北野線に乗り換えとなります。
バスの場合は京都駅からは市バス26系、三条京阪駅からは
10系統、59系統が「御室仁和寺」を通ります。

仁和寺周辺の紅葉は見頃は過ぎて落葉が目立ちますが、
意外にまだ色が残っている印象です。
仁和寺の境内や庭園は、どちらかというと常緑の木が多く、
ピンポイント的に紅葉する木がある感じなので、多少色あせて
きても華やかに見えるのかもしれません。

仁和寺は886年、第58代光孝天皇によって仏法の興隆を
図るために建てられた「西山御願寺」が始まりとされ、その
次代天皇である宇多天皇によって888年に仁和寺として
完成しました。
仁和寺という名前は、その時の年号である「仁和」から付いた
そうです。

宇多天皇は897年に醍醐天皇に譲位した後は法皇となって
仁和寺に入り、修行に励んだそうです。そして、それ以降の
明治維新までの皇子皇孫の多くが譲位後に仁和寺の住職と
して仕えたことから御室御所(おむろごしょ)と呼ばれるように
なりました。

仁和寺は御室桜の名所としてとても有名ですが、緑深い中
に映える紅葉もまた魅力的です。
まず入り口の重厚な「仁王門」を抜けると、その広大さにど肝を
抜かれます。そして参道の先に見える朱塗りの鮮やかな中門
がとても印象的です。朱というよりはピンク色に近くてちょっと
派手すぎるくらいの感じです。

中門を抜けてさらに奥にある五重塔や金堂、観音堂周辺では
美しい紅葉を見ることができます。
そして、一番のお気に入りは御所内にある南庭、北庭の2つの
庭園の眺めで、これぞまさに「絶景」という感じの風景が
広がっています。

「南庭」は白砂を敷き詰めただけの何もない庭なのですが、
その究極の簡素な美には心が洗われます。
一方の「北庭」は池のある池泉回遊式の庭園となっていて、
こちらは華やかな美を堪能できます。
これら2つの対極的な美を持った庭園は何時間でもボーっと
していたいスポットで、本当に一見の価値があります。。。

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■仁和寺1 御所・北庭の眺め

■仁和寺2 仁王門

■仁和寺3 仁王門から中門方向

■仁和寺4 御所・白書院

■仁和寺5 御所・白書院から南庭

■仁和寺6 御所・宸殿から北庭

■仁和寺7 御所・宸殿から霊明殿

■仁和寺8 御所・霊明殿

■仁和寺9 御所・霊明殿から北庭と宸殿

■仁和寺10 中門

■仁和寺11 中門から五重塔と金堂

■仁和寺12 五重塔

■仁和寺13 金堂

■仁和寺14 五重塔

■仁和寺15 観音堂

■仁和寺16 観音堂から五重塔方向

■仁和寺17 観音堂から五重塔方向


◎仁和寺

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南禅寺(京都)
投稿日:2009/12/01

京都五山や鎌倉五山のさらにその上にランク
され、禅宗一派の中でも最も格式高いとされる
京都・東山の南禅寺(なんぜんじ)を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
南禅寺は地下鉄東西線の蹴上駅で下車、徒歩10分ほどです。
駅から広い通り沿いに進むと途中に「ねじりまんぽ」と呼ばれる
アーチ形のトンネルがあり、そこを抜けると境内への近道となって
います。
バスの場合は京都駅から市バス・5系統で「南禅寺・永観堂道」
で下車、徒歩5分ほどです。

南禅寺周辺の紅葉は見頃の終盤を迎えています。ハッとする
ような華やかな色あいの場所も多く残っていますが、かなり
落葉が進んで密度が薄くなっています。
また風がなくてもどんどん葉が落ちていて、わびしさを誘います。
今週末まで持つかな、、という感じでしょうか。。。

南禅寺は鎌倉時代の1291年に亀山法皇が無関普門禅師を
開山に迎えて開創されました。「天皇」がその地位を譲ると
「上皇(じょうこう)」になり、「上皇」が出家すると「法皇(ほう
おう)」になるのでしたね。。歴史の時間に習ったのを思い
出します。。
南禅寺を訪れると、まずその前面に建っている「三門」の大きさ
に圧倒されます。京都三大門の1つとされ重要文化財にも指定
されているそうです。

「三門」は「山門」と書かれる場合もありますが、空門・無相門・
無願門の三境地を経て仏国土に至る門という意味の三解脱門
(さんげだつもん)から付いたとも言われています。さらには、
「貪・瞋・痴の三煩を解脱する境界の門」という意味や「声聞・
縁覚・菩薩の三乗が通る門」という意味から付いたという説も
あるそうで、三門のいわれを調べるだけでも趣深くて楽しくなり
ます。

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■南禅寺1 三門

■南禅寺2 三門から

■南禅寺3 三門

■南禅寺4 三門から

■南禅寺5 

■南禅寺6 水路閣

■南禅寺7 水路閣

■南禅寺8 三門

■南禅寺9

■南禅寺10 牧護庵

■南禅寺11

■南禅寺12 牧護庵 

■南禅寺13 高徳庵

■南禅寺14


◎南禅寺

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永観堂(京都)
投稿日:

気づくと12月となり、そろそろ紅葉シーズンも
終わりを迎えています。紅葉を訪ねる旅もラスト
スパートです。古くから「秋はもみじの永観堂」
と呼ばれている紅葉の名所、京都・東山の永観堂
(えいかんどう)を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
永観堂は地下鉄東西線「蹴上」で下車、徒歩約15分です。
京都駅からは地下鉄烏丸線「京都」から「烏丸御池」で
東西線に乗り換えます。
バスの場合は京都駅前から市バス5系統に乗り、「南禅寺
永観堂道」で下車し、徒歩5分ほどです。京阪電車の「三条」
からも同じ5系統のバスが通っています。

永観堂周辺の紅葉は見頃を過ぎて、落葉がかなり進んで
いる木が多くなっていますが、まだ楽しめます。
また落ちた葉をそのまま残しているので美しい「モミジの
じゅうたん」も楽しめます。
今週いっぱいまでというところでしょうか。。

永観堂は正式名称は無量寿院・禅林寺(ぜんりんじ)ですが、
一般には永観堂という名前で親しまれています。
853年に空海の弟子である真紹が藤原関雄の山荘を譲り
受けて真言宗の道場として創建したのが始まりとされ、
その後の863年に清和天皇の勅願により禅林寺となりました。

空海なので当然、真言宗なのですが鎌倉時代からは浄土宗に
変わっていて、でも名前からは禅宗のように思えるという、
ちょっと不思議なお寺です。
永観堂という名前は、禅林寺の第7代住職であった永観律師
(ようかんりっし)に由来しています。永観は非常に優れた僧で
貧しい人々や病気の人々へ徳を施し、人望も厚かったことから
人々が尊敬の念を込めて「永観堂」と呼んでいたそうです。
人名は「ようかん」ですが愛称は「えいかん」といのもちょっと
面白いところです。

永観堂の紅葉は名所とされるだけのことはあり、見頃を過ぎて
もその美しさは絶景の連続でした。ここの特徴としては黄色から
赤色に華やかに変化する木が多く、とても多彩さを持っている
印象があります。そして落ち葉の美しさも絶品です。黄色と
赤色のカエデにイチョウの濃い黄色が加わり何とも言えない
美しい「落葉のグラディエーション」を創り出していました。

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■永観堂1

■永観堂2

■永観堂3

■永観堂4

■永観堂5

■永観堂6

■永観堂7

■永観堂8

■永観堂9

■永観堂10

■永観堂11

■永観堂12

■永観堂13

■永観堂14

■永観堂15


◎永観堂

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宝筐院(京都)
投稿日:2009/11/30

京都・嵯峨野のとても静かな佇まいの中に
ひっそりと建ち、庭園の紅葉が美しい寺院、
「宝筐院(ほうきょういん)」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
宝筐院はJR山陰本線の嵯峨嵐山駅から徒歩15分ほどです。
京福電鉄の嵐山駅からも約15分です。住宅地の中にあるので
非常に分かりづらいですが、京福嵐山駅前の道を渡月橋と反対
方向にずっと進むと清涼寺に突き当たるので、左折してまっすぐ
進むと正面にあります。
バスの場合は「大覚寺」行のバスで「嵯峨釈迦堂前」下車、
徒歩3分ほどです。

宝筐院周辺の紅葉は見頃は過ぎてかなり葉が少なくなってきて
いますがまだ楽しめました。ただ、あと数日という感じです。
落葉がかなり進んでいますが、散りもみじの庭もまたなかなか
風情があります。

宝筐院は平安時代に白河天皇の勅願寺として建立され、当初
の寺名は善入寺だったそうです。
宝筐院と呼ばれるようになったのは、足利幕府の二代将軍で
ある足利義詮によって伽藍整備が行われ、その没後に菩提寺
となったことから、義詮の院号であった宝筐院と改められたそう
です。

宝筐院はひっそりとした閑静な住宅街の中にこじんまりと
建っていて、とても地味な感じなのですが、門を入ると一変、
色彩豊かに輝く紅葉の庭園が目に飛び込んできて驚かされ
ます。

ここの紅葉の印象としてはとても鮮やかさを持った色合いで、
また多彩さもあって、まさに極彩色の彩りという感じです。
そして、外から見た門の小ささや入口付近の狭さに比べて
意外に奥行きがあるので、もみじのトンネルや回遊式庭園
のような場所を楽しむこともできます。

ただ、紅葉の名所だけあって訪れる人が多く、庭園内の小路
は人がすれ違うのがやっとな程狭いところが多いので、じっくり
とは鑑賞できないのが難点です。。

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■宝筐院1

■宝筐院2

■宝筐院3

■宝筐院4

■宝筐院5

■宝筐院6

■宝筐院7

■宝筐院8

■宝筐院9

■宝筐院10

■宝筐院11

■宝筐院12

■宝筐院13

■宝筐院14


◎宝筐院

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天龍寺(京都)
投稿日:

嵐山・渡月橋から歩いて7~8分のところに
あり、かつては京都五山の第一として栄えた
「天龍寺」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
天龍寺へは京福電鉄の嵐山駅からがもっとも近く徒歩5分ほど
です。阪急嵐山線の嵐山からは徒歩で15分くらいかかりますが
途中に嵐山公園や渡月橋があるので距離は気になりません。

天龍寺周辺の紅葉は見頃を迎えています。色は多少くすんで
きていますが、まだしばらくは楽しめそうな印象です。

天龍寺は、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために夢窓
疎石(むそうそせき)を開山に迎えて創建された禅寺です。
夢窓疎石は庭師としても有名だったそうで、本堂の前にある
曹源池を中心とする庭園もみごとです。

京都五山というのは、鎌倉幕府に始まった臨済宗の主要な
5つの寺院を選んだものだそうで、今で言う人気ランキング
みたいなものですかね。天龍寺は南北朝時代には第二の位
だったものが室町時代にみごとに第一にランクアップした
そうです。でも実際には一位だった南禅寺が「五山ノ上」に
ランキングされていたりして、ちょっと怪しいです。。。

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■天龍寺1


■天龍寺2

■天龍寺3

■天龍寺4

■天龍寺5

■天龍寺6

■天龍寺7

■天龍寺8

■天龍寺9

■天龍寺10

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■天龍寺12

■天龍寺13

■天龍寺14


◎天龍寺

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嵐山(京都)
投稿日:

京都の観光名所と言えば「ここ」というくらい
有名な京都市街の西にある名勝地「嵐山」を
訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
嵐山のシンボルともいえる渡月橋へは阪急嵐山線の終点
「嵐山」で下車し徒歩7~8分ほどです。四条大宮から出ている
京福電鉄の終点「嵐山」からは徒歩5分ほどです。JR山陰本線
の「嵯峨嵐山」駅からだと徒歩で15分くらいかかります。
バスの場合は京都駅前からも出ていますが、いつも渋滞して
いるので相当時間がかります。

嵐山周辺の紅葉は見頃の後半を迎えています。かなり落葉が
進んできていますがあと1週間くらいは楽しめそうな感じです。

嵐山は数ある京都観光スポットの中でも人気が高いので
いつ行っても混んでいます。特に桜と紅葉のシーズンには
大混雑なので、たどり着くだけで疲れてしまいます。。

でも、そんな疲れを吹き飛ばすだけの魅力に溢れている場所
でもあります。晴れた日に嵐山公園から眺める渡月橋や、
その向こうに見える山々の美しい紅葉の景観は本当に心が
癒され、何時間でもぼーっとしていたい場所です。
人が多すぎて実際にはそれどころではありませんが。。

「渡月橋」という名前は亀山天皇が「月が橋を渡っている
ように見える」と言ったことから付けられたそうですが、洪水で
何度も過去に流失していて、現在のものは平成13年に架け
替えられたものなのだそうです。

そんな嵐山は紅葉の名所としてもとても有名ですが、
実際にこの目で見てみると、周囲の山々のカラフルな美しい
眺めには圧倒されます。ただ、その広大さゆえに写真に
収めるのはとても難しいといつも感じます。太陽との
位置関係で渡月橋から見る紅葉した山々がいつも逆光
になるもの難しさの一因になっていると思われます。

そう考えると人間の目の偉大さに改めて気づかされると共に、
この美しい風景をこの目にしっかりと焼き付けておこう。。と
思わせてくれる素敵なスポットでもあります。

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■嵐山1

■嵐山2

■嵐山3

■嵐山4

■嵐山5

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■嵐山15


◎嵐山

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東福寺(京都)
投稿日:2009/11/28

2000本の「真っ赤な楓の海」で有名な
洛南の紅葉名所「東福寺」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
東福寺はJR奈良線の「東福寺」駅、京阪本線の「東福寺」駅から
徒歩約10分です。紅葉時期は東福寺駅はとても混むので京阪
本線の隣の「鳥羽街道」駅からがお勧めです。同じく約10分
です。

東福寺周辺の紅葉はややピークを過ぎた感じでかなり枯れが
進んできています。宇治あたりと比べると1週間近く進んでいる
印象があります。ただ、2000本もあるのでまだ紅葉の海は
楽しめます。見頃はあと1週間くらいというところでしょうか。。

東福寺は1236年から19年もの歳月をかけて1255年に完成
しました。途中、何度も火災に見舞われたそうです。
東福寺という名前は、奈良東大寺の広大さと興福寺の繁栄に
あやかって付けられたそうです。。他のお寺の繁栄にあやかって
名前をつけられたというはちょっと珍しくて面白いですね。

そんな東福寺は紅葉の名所中の名所ですが、臥雲橋や通天橋
から眺めるカエデはまさに「海」や「雲」という形容がピッタリと
感じます。とにかく密度が濃くて色も濃いのが特徴で、これぞ
「絢爛豪華」という紅葉です。ただ、この時期には人が多すぎて
じっくり鑑賞できないのは残念です。。

特に無料区域にある臥雲橋では「立ち止まらないで。。」という
警備員さんのスピーカーからの声に押されて、写真を撮る暇も
ない感じでした。。

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■東福寺1


■東福寺2

■東福寺3

■東福寺4

■東福寺5

■東福寺6

■東福寺7

■東福寺8

■東福寺9

■東福寺10

■東福寺11

■東福寺12

■東福寺13

■東福寺14


◎東福寺

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平等院(京都)
投稿日:2009/11/27

奈良県から北上していよいよ京都府に入って
きました。奈良との県境に近い京都洛南にある
平等院とその周辺の宇治川沿いを訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
平等院はJR奈良線の宇治駅から徒歩15分、京阪宇治線の
宇治駅からは徒歩10分です。JR奈良駅から宇治までは快速で
約30分、京都駅からは同じく快速で約20分です。

平等院周辺の紅葉は見頃を迎えています。枯れが進んでいる
木もありますがまだ明るい色あいが多く、もうしばらく楽しめ
そうな印象です。12月上旬までというところでしょうか。。

10円玉のデザインで有名な平等院鳳凰堂ですが、実際に見ると
その大きさに圧倒されます。10円玉で見る限りは小さいの
ですが。(あたりまえか。。)

平等院は1052年、関白・藤原頼道によって開創され、その翌年
に鳳凰堂は建立されました。平等院の「平等」は仏の救済は平等
であることから付いたそうです。。
そして鳳凰堂は「寝殿造り」として有名なのですが、一般の寝殿
造りは南向きに建てられているのに対し、東向きに建てられて
いてその理由は明らかではないそうです。謎だ。。

そんな訳なので午後はだんだんと逆光になるため、鳳凰堂を
正面から綺麗に写真に収めたい場合は午前中がよさそうです。
ここの紅葉の印象は明るさを持った華やかな印象があります。
ただ、鳳凰堂の周りに紅葉する木はあまりなく、正面の阿字池
を挟んだ反対側や、裏側に綺麗に紅葉した木が多いので、
鳳凰堂の正面と紅葉を一緒に写すのはちょっと難しいです。。。

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■宇治1 平等院 鳳凰堂

■宇治2 平等院 表門

■宇治3 平等院 阿字池

■宇治4 平等院 阿字池と鳳凰堂

■宇治5 平等院 羅漢堂

■宇治6 平等院 鳳凰堂(横から)

■宇治7 平等院 鳳凰堂(背面から)

■宇治8 平等院 あじろぎの道から

■宇治9 平等院 鳳凰堂(横から)

■宇治10 平等院 鳳凰堂(横から)

■宇治11 平等院 前庭

■宇治12 宇治川沿い

■宇治13 宇治川沿い

■宇治14 宇治川沿い

■宇治15 宇治川沿い

■宇治16 宇治川沿い


◎宇治 平等院

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正暦寺(奈良)
投稿日:2009/11/26

奈良市の郊外にあり、「錦の里」と呼ばれて
いる紅葉の名所、「正暦寺(しょうりゃくじ)」
を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
正暦寺はJR奈良駅または近鉄奈良駅から、奈良交通の
臨時バス「正暦寺」行のバスで約30分、終点で下車後徒歩
約10分です。臨時バスが走っていない時期は米谷町行きバス
に乗り「柳茶屋」下車して徒歩30分ほどで着きます。

正暦寺周辺の紅葉は見頃のピークを迎えています。
同じ奈良市の市街にある奈良公園あたりと比べる数日進んで
いる印象で見頃も終盤という感じです。かなり落葉も進んで
きているので楽しめるのはあと1週間というところでしょうか。。

正暦寺は992年に一条天皇の発願により創建され、その後
焼き討ちにより消失しましたが、1200年代に再建された
そうです。かつては伽藍が並び建つ大寺だったそうですが、
今は本堂、鐘楼、福寿院を残すのみとなっています。

バス停から正暦寺に向かう菩提仙川の渓流に沿う参道は、
紅葉のトンネルとなっていて、とても美しい眺めです。
そして何と言っても、福寿院客殿からの庭園の眺めは多色多彩
にあふれ、まさに錦絵のような絶景です。
これが「錦の里」といわれる由縁。。と納得する美しさです。

客殿の畳の間に座ってゆっくり鑑賞したい眺めですが、さすがに
紅葉名所だけあってたくさんの人が出入りするのでゆっくり
は出来なかったがちょっと残念でした。。

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■正暦寺1 福寿院客殿からの眺め


■正暦寺2 菩提仙川沿いの参道

■正暦寺3 菩提仙川沿いの参道

■正暦寺4 福寿院 表門

■正暦寺5 福寿院客殿からの眺め

■正暦寺6 福寿院客殿からの眺め

■正暦寺7 福寿院からの眺め

■正暦寺8 福寿院から本堂への参道

■正暦寺9 本堂への石段

■正暦寺10 鐘楼

■正暦寺11 鐘楼付近

■正暦寺12 本堂下の供養塔、墓石

■正暦寺13 本堂奥の参道

■正暦寺14 参道

■正暦寺15


◎正暦寺

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