室生寺(奈良)
投稿日:2009/11/25

奈良盆地の東部、三重県との県境に近い宇陀
(うだ)市の深い山あいにあり、女人高野の
愛称を持つ「室生寺(むろうじ)」を訪ね
ました。

◆公共交通機関での行き方◆
室生寺へは、近鉄大阪線の「室生大野口」から奈良バス
「室生寺」行のバスで約15分、終点で下車し約5分です。
通常は1日数往復の路線ですが、紅葉時期には増発されて
1時間に1本程度あります。
「室生大野口」までは大阪上本町から急行で1時間ほどです。

室生寺周辺の紅葉はピークをやや過ぎた印象がありますが
まだ楽しめる状況です。今月いっぱいまでという感じでしょうか。。

大阪方面から近鉄大阪線に乗って名古屋方面に向かう途中、
榛原あたりから急に深い山あいの風景になり、ちょっとビックリ
します。そしてトンネルをいくつか抜けると「室生大野口」駅に
着きます。
この辺りの車窓からの眺めは普段でもとても美しい山岳風景
なのですが、この時期はさらに紅葉が加わって、乗っている
だけでとても得をした気分になります。

室生寺はそんな室生大野口駅からバスで15分ほどの所に
ありますが、途中の道も深く美しい渓谷が続きます。
室生寺は、奈良時代末期に桓武天皇の病気平癒のため、
この室生の地において延寿の法を修したところみごとに回復
したことから、朝廷の命により寺院を造ることになったのが
始まりとされています。

「女人高野」という愛称は近くの高野山は女人禁制であった
のに対して、室生寺は古くから女人の参拝が許されたことから
そう呼ばれていたのだそうです。

ここの紅葉の印象としては、赤よりも黄色や橙色などの淡い色
が多いと感じました。そして深い山あいにあるため石段がとても
多いのですが、そんな石段の下から陽の光を通して眺めるお堂
や塔などと淡い色の紅葉はとてもマッチしていると感じます。
また、所々にある真っ赤な紅葉がとてもよいアクセントになり、
緑色と合わせて独特の多彩な景観を創り出していました。

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■室生寺1 仁王門付近

■室生寺2 太鼓橋から眺める表門

■室生寺3 赤門

■室生寺4 仁王門

■室生寺5 仁王門

■室生寺6 鎧坂

■室生寺7 本坊付近

■室生寺8 本堂付近

■室生寺9 本堂

■室生寺10 仁王門付近

■室生寺11 表門から本坊

■室生寺12 室生川沿いから室生寺方向


◎室生寺

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天理・長岳寺(奈良)
投稿日:2009/11/24

奈良市の南の天理市にあり、1200年近くの
歴史を誇る古寺、「長岳寺(ちょうがくじ)」
を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
長岳寺はJR桜井線「柳本」駅から徒歩約15分です。JR奈良駅
から柳本駅までは約20分です。
バスで行く場合は、近鉄天理駅から「桜井駅」行の奈良バスに
乗り「柳本」下車し徒歩約7~8分です。逆方向の桜井駅から
「天理」行のバスも同じです。

長岳寺周辺の紅葉は、見頃のピークはやや過ぎてきた感じで
枯れが目立つ木がありますがまだまだ楽しめる状況です。
今月いっぱいまで。。というところでしょうか。。

長岳寺は西暦824年に淳和天皇の勅願により空海(弘法
大師)が創建したとされる由緒あるお寺で、国指定の重要
文化財も数多くあります。
この辺りは「山の辺の道」と呼ばれる日本最古の歴史的街道
の真ん中あたりに位置していて、周辺には古墳や天皇陵など
が数多くあり、とても趣き深い場所です。

今日はあいにくの霧雨模様でしたが、霧のために紅葉周辺の
景色もボヤけぎみで、これがかえって幻想的な風情を創り
出していました。そんな天候のせいもあるのでしょうが、ここの
紅葉は淡くて上品な色合いが多いと感じました。

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■長岳寺1

■長岳寺2 鐘楼門

■長岳寺3

■長岳寺4 放生池

■長岳寺5 鐘堂

■長岳寺6

■長岳寺7 拝堂

■長岳寺8 本堂

■長岳寺9

■長岳寺10 楼門


◎長岳寺

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奈良公園(奈良)
投稿日:2009/11/23

3連休の最終日である今日は朝から良い天気に
なりました。奈良といえばやっぱり「奈良の
大仏」。大仏のある東大寺を含む一大公園で
ある「奈良公園」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
奈良公園は、近鉄奈良駅から徒歩15分程で東大寺南大門や
春日大社への参道入口に着きます。JR奈良駅からは近鉄
奈良駅まで徒歩で15分くらいかかり、その先に奈良公園は
あるので歩くのはちょっと大変です。バスでは10分くらいです。

奈良公園周辺の紅葉はまさに見頃を迎えています。
特に鷺池や鏡池などの池周辺や、春日大社周辺の紅葉が
ピークという感じで綺麗に色づいていました。

奈良公園というと、鹿のたくさんいる参道を歩いていって南大門
をくぐって奈良の大仏へ向かう東大寺周辺が思い浮かびますが、
東大寺だけでなく、興福寺、春日大社なども含めて東西約4km、
南北約2kmにも及ぶ広大な敷地を有している公園です。

これだけ広いと1日ですべてを廻ることは無理なので、今日は
一の鳥居から鷺池を回ってから春日大社をお参りし、新公会堂の
ある浮雲園地から南大門、鏡池あたりを散策して、春日野園地
周辺まで歩いてみました。

奈良公園といえば鹿で有名ですが、本当にたくさんの鹿がいて
人をまったく怖がらず、逆にえさを求めて人にすり寄ってくる
ほどです。でも最近はごみを食べさせられて死ぬケースが
多く、数は減っているそうです。。ちょっと悲しい話です。

園内ではいたるところで鹿せんべいを売っていますが、連休で
人であふれかえっていて、皆がせんべいを与えるためなのか、
さすがに飽きてきたのか、ほとんどの鹿が口元にせんべいを
持っていっても食べないのにはちょっと笑ってしまいました。。
無理やり食べさそうとすると、イヤイヤながら口に入れている
感じがまた面白い光景でした。。。

園内で紅葉の写真を撮っていると、近くに鹿がいるのでどうしても
鹿を入れた写真ばかりになってしまっていて、後から見て鹿ばかり
なのには、また笑ってしまいました。。

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■奈良公園1

■奈良公園2

■奈良公園3

■奈良公園4

■奈良公園5

■奈良公園6

■奈良公園7

■奈良公園8

■奈良公園9

■奈良公園10

■奈良公園11

■奈良公園12

■奈良公園13

■奈良公園14

■奈良公園15

■奈良公園16

■奈良公園17

■奈良公園18


◎奈良公園

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長谷寺(奈良)
投稿日:2009/11/22

三重から西に進み、いよいよ近畿地方の奈良県に
入ってきました。「花の御寺」として有名な
「長谷寺」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
長谷寺へは、近鉄大阪線の「長谷寺」駅から徒歩15分くらい
です。駅前から参道入口までの5分くらいは急なくだり坂が
続きます。(反対に帰りは登り坂ということです。。)
長谷寺駅は通常、普通と準急しか止まりませんが紅葉シーズン
には急行も臨時停車します。

長谷寺周辺の紅葉はほぼ見頃を迎えていますが、まだ緑が
目立つ場所もあり、ピークまではあと数日という感じです。

長谷寺は春の桜、秋の紅葉、さらには5月上旬の牡丹も有名な
「花の御寺」です。長谷寺の創建は明確ではありませんが、
奈良時代の8世紀前半頃と推定されていて、「枕草子」や
「源氏物語」にも登場するほどの由緒ある寺です。

その紅葉の印象としては、あまり濃くはなくて淡さを含んだ
明るく多彩な色あいで、とても上品な紅葉と感じました。
今日は午後から雨も降り出しましたが、そんな曇天の中でも
明るく輝いていて、かついろいろな色が混じった美しい色を
見せていました。。隣り合う木々の色合いが微妙に異なって
いる点も多彩さを感じさせる理由かもしれません。

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■長谷寺1

■長谷寺2

■長谷寺3

■長谷寺4

■長谷寺5

■長谷寺6

■長谷寺7

■長谷寺8

■長谷寺9

■長谷寺10

■長谷寺11

■長谷寺12


◎奈良長谷寺

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伊勢神宮・内宮(三重)
投稿日:2009/11/21

三重と言えば「お伊勢参り」。。ということで
伊勢市にある伊勢神宮・内宮(ないくう)を訪ね
ました。

◆公共交通機関での行き方◆
伊勢神宮の内宮へは近鉄「宇治山田」駅、「伊勢市」駅、
「五十鈴川」駅と、外宮、内宮を結ぶバスが頻繁に出ています。
荷物などをコインロッカーに預けたい場合には一番大きな
宇治山田駅が便利です。宇治山田駅までは名古屋から近鉄
特急で1時間30分、大阪上本町から近鉄特急で1時間50分
程度です。

伊勢神宮・内宮付近の紅葉は色づき始めてはいますが、まだ
これからが本番という感じです。見頃ピークまではあと1週間くらい
というところでしょうか。。ただ日当たりのよい場所では見頃と
なっていて、十分に楽しむことができます。

伊勢神宮は、内宮(ないくう)と呼ばれる皇大神宮(こうたい
じんぐう)、外宮(げくう)と呼ばれる豊受大神宮(とようけだい
じんぐう)および関連する別宮などを含めた125社の神社の
総称だそうです。内宮と外宮をあわせて「伊勢神宮」というのか
と思っていましたが、もっと広い範囲のようです。
そして参拝の順路としては外宮からというのが古来からの
ならわしのようです。

そんなことを知らなかった私は、以前に訪れた際には内宮から
参拝してしまったので今回はちゃんと外宮から参拝しました。
紅葉としては外宮にはほとんど色付く木はありませんが、内宮は
紅葉の名所とされています。 ただ、まだちょっと早かったようで
緑から少しだけ色付きはじめた木が目立っていました。ただ場所に
よっては綺麗に色づいていて、緑とのコントラストがみごとでした。
紅葉としてはもう少しですが、3連休の初日ということもあって、
伊勢神宮は内宮、外宮ともに多くの参拝客で大混雑していました。

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■伊勢神宮・内宮1

■伊勢神宮・内宮2

■伊勢神宮・内宮3

■伊勢神宮・内宮4

■伊勢神宮・内宮5

■伊勢神宮・内宮6

■伊勢神宮・内宮7

■伊勢神宮・内宮8

■伊勢神宮・内宮9

■伊勢神宮・内宮10

■伊勢神宮・内宮11

■伊勢神宮・内宮12

■伊勢神宮・内宮13

■伊勢神宮・内宮14


◎伊勢神宮 内宮

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赤目四十八滝(三重)
投稿日:2009/11/20

愛知からさらに南下して三重にやってきました。
三重県西部の名張市にある「赤目四十八滝」を
訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
赤目四十八滝へは、近鉄大阪線「赤目口」駅から三重交通バス
「赤目滝」行で約10分、終点で下車して約5分で滝への入口で
ある日本サンショウウオセンターに着きます。

「赤目四十八滝」周辺の紅葉は、場所によるばらつきが大きい
感じですが、ほぼ見頃を迎えています。すでにかなり散って
しまったところもありますが、まだ緑が目立つところもあるので
まだしばらくは楽しめそうです。11月いっぱいまでという
感じでしょうか。。

赤目四十八滝は、名張市赤目町を流れる滝川に約4kmに
渡って続く大小さまざまな滝の総称です。四十八滝と呼んで
いますが、小さいものまで含めると48滝以上あり、たくさんと
いう意味で四十八滝と名前が付いたとされています。

国の特別天然記念物に指定されている「オオサンショウウオ」
の生息地としても有名で、滝の入口には「日本サンショウウオ
センター」が建っています。なお、滝のある渓谷に入るためには
このセンター内を通る必要があるので、滝だけを見たいという
場合でも有料(300円)ということになります。

赤目四十八滝は昔から山岳信仰の聖地と言われていて、滝を
巡ることを「滝参り」というのだそうです。
そのためか判りませんが、滝巡りの道は狭くて急なアップダウン
が続くのですが、かなり高齢と思われるお年寄りがたくさん
訪れていることに驚きました。日本のお年寄りは元気!です。。。

今回は赤目滝のバス停で降りて、サンショウウオセンターから
滝の散策路を進み、一番奥の「岩窟滝」を抜けて、さらに香落渓
(こうちだに)の落合バス停まで続く散策路を歩いてみました。
全長約8kmあり、特に滝の終わりから「出合」を抜けて「香落渓」
までの約3.6kmはハイキングコースというにはちょっとハードな
山道が続きます。途中、写真を撮りながらですが、ほとんど休憩
することなく歩き続けて、4時間半かかりました。。 ふぅ。。

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■赤目四十八滝1

■赤目四十八滝2 日本サンショウウオセンター

■赤目四十八滝3 不動滝

■赤目四十八滝4 八畳岩付近

■赤目四十八滝5 八畳岩付近

■赤目四十八滝6 千手滝

■赤目四十八滝7 千手滝付近

■赤目四十八滝8 布曳滝

■赤目四十八滝9 縋藤滝付近

■赤目四十八滝10 縋藤滝付近

■赤目四十八滝11 百畳岩付近 

■赤目四十八滝12 百畳岩付近

■赤目四十八滝13 七色岩付近

■赤目四十八滝14 荷担滝

■赤目四十八滝15 琵琶滝

■赤目四十八滝16 赤目~香落散策路

■赤目四十八滝17 香落渓(落合)


◎赤目四十八滝

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香嵐渓(愛知)
投稿日:2009/11/18

昨日の冷たい雨から一転、今日はよい天気になり
ました。愛知県豊田市にある紅葉の名所「香嵐渓
(こうらんけい)」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
香嵐渓へは3つのバスルートがあります。名鉄「東岡崎」駅から
名鉄バス「足助」行で約70分、「豊田市」駅から名鉄バス「足助」
行で約45分、「浄水」駅または「猿投」駅からとよたおいでんバス
「百草園」行で約65分、いずれも「香嵐渓」のバス停下車です。
ただし紅葉シーズンは平日でも途中の道は大渋滞なので、バス
の時刻はまったくあてになりません。どの駅からも2時間以上
かかると思った方がよいと思います。また帰りのバスは香嵐渓
のすぐ先で折り返してくるので、いつ来るのかまったく予想が
つきません。

香嵐渓の紅葉はほぼ見頃を迎えています。まだ色付き始めた
ばかりの木も多くあり、見頃のピークが始まったところという
印象です。あと1~2週間は楽しめそうな感じです。

香嵐渓は豊田市足助町にあり、矢作川の支流である巴川が
飯盛山に沿ってつくり出す美しい渓谷です。
その紅葉の始まりは飯盛山の中腹にある香積寺の和尚が、
巴川からの参道に沿ってカエデを植えたのが始まりとされて
いて、現在は約4000本のもみじがあるそうです。

香嵐渓は、京都嵐山や日光などと並んで、全国でも常に上位に
ランクされる紅葉の名所中の名所だそうで今日は平日にも
かかわらず大変な人出でした。

さすがに上位にランクされるだけのことはあり、ここの紅葉は
まさに「絢爛豪華」という雰囲気で、錦絵のような華やかさと
多彩さを持っていると感じます。カエデの赤が中心なのですが、
とにかくいろいろな色が交じり合っている印象があります。

その理由の1つとしては、巴川の東側~北側に遊歩道が整備
されていて、常に太陽の光を通して紅葉を見ることになるので、
とても明るく輝いて見える点にあると感じます。

やはり陽の光に透かしてみる紅葉の多彩さと美しさは絶品です。。
それにしても平日でもこの混雑。。。見頃のピークと重なる
この週末の連休にはどうなってしまうのか、ちょっと心配です。。

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■香嵐渓1

■香嵐渓2

■香嵐渓3

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◎香嵐渓

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岡崎・東公園(愛知)
投稿日:2009/11/17

石川県金沢市から一気に南下して愛知県にやって
きました。愛知県岡崎市にある東(ひがし)公園
を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
岡崎東公園は、名鉄「東岡崎」駅から名鉄バスで15分、
「東公園口」で降りてすぐです。「市民病院」行、「美合」行など
が通ります。名鉄「東岡崎」駅へは名鉄「名古屋」駅から無料特急
で約30分です。

東公園周辺の紅葉はまだ見頃には達しておらず6~7割の
色づきといったところでしょうか。ピークまであと1週間くらい
という印象です。ただ場所によってはすっかり色付いている
木もあるので十分に楽しめる状況です。

名古屋や岡崎の市内の街路樹を見ると、まだまだ緑が多くて
紅葉はこれからという雰囲気です。
東公園は、面積26.4ヘクタールの広大な敷地を有する総合
公園で園内には地元出身歌人の歌碑がいろいろな場所に
建っていたり、また動物園などもあったりと、文化と自然とに

触れ合える市民の憩いの場になっています。
特に「あしのべ池」や「ひょうたん池」などには噴水があり、
これが池周辺に植えられている赤いモミジを引き立てて
美しい風景を創り出しています。ここの噴水はどれもとても
綺麗な水しぶきを水面に描いていると感じます。

今日はあいにくの雨模様でとても寒い一日でしたが、色付き
始めて緑と赤が混在する木々の間から見える噴水の白い
水しぶきがとても美しくて、雨や寒さも忘れてしばらく見入って
しまいました。。

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■東公園1

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■東公園4

■東公園5

■東公園6

■東公園7

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■東公園13

■東公園14


◎岡崎 東公園

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兼六園(石川)
投稿日:2009/11/15

石川県に移動してきました。金沢市街の中に
あり、日本三名園の1つに数えられている
美しい日本庭園「兼六園」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
金沢兼六園へは、金沢駅前から北陸鉄道バスで15分、
「兼六園下」で降りて、坂を登ったところに桂坂口の入口があり
ます。坂を登るのが嫌だという場合は1つ手前の「広坂」で降りて
真弓坂口から入る方法もあります。金沢駅東口の6番乗り場から
出るバスが「広坂」、「兼六園下」を通ります。
また通常の路線バスの他に「兼六園シャトルバス」というのも
日中の20分間隔で走っていて、こちらは料金が通常の半額の
100円なのでお得です。

兼六園の紅葉は街中の色づきに比べてやや遅いようで、見頃を
迎えている場所もありますが、まだ緑が目立つ印象があります。
ただ夜のライトアップも始まり、全体としてはもう十分に楽しめる
状態ではあります。今週末の連休あたりがピークという感じで
しょうか。。。

「兼六園」は江戸時代に加賀藩の庭園として造られたのが始まり
とされ、その後何度か整備、造園が繰り返されて現在の形に
なったとされています。園内は約3万坪の面積を誇り、「池泉
回遊式庭園」として岡山後楽園、水戸偕楽園とともに「日本
三名園」と呼ばれています。

ここの紅葉の特徴としては、あまり華やかさはなくて淡い色合い
が多い印象ですが、庭園内のきれいに整備された草木や池など
の風景と見事にマッチして、独特の美しい紅葉の景観を創り出して
います。

紅葉の見頃を迎えて園内はとにかく人が多くて騒がしい雰囲気
なのですが、ゆっくりじっくりと味わいながら散策したくなる、
美しい風景が連続する素敵な場所です。

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■兼六園1

■兼六園2

■兼六園3

■兼六園4

■兼六園5

■兼六園6

■兼六園7

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◎金沢 兼六園

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富山・寺家公園(富山)
投稿日:2009/11/14

新潟から日本海側を南に移動して富山県に
やってきました。富山市の南部にある寺家
(じけ)公園を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
寺家公園はJR高山本線「笹津」駅から約2.5kmあり、徒歩で
約30分かかります。近くに路線バスは走っていないため、駅前
から徒歩となります。富山駅から笹津駅まではJRで約40分ですが
本数は少ないので注意が必要です。
一方、富山駅からはバスもあり、1時間に数本出ているのでこちら
の方が便利です。「猪谷」行、「笹津温泉」行が「笹津」を通ります。

寺家公園周辺の紅葉は見頃を迎えていますが、青葉の木も
多くて、まだしばらくは楽しめそうな印象です。
1本の木でも真っ赤な部分と緑色の部分があって進行の差が
大きい感じがします。ただ、ここ数日は風が強く吹いていて
かなり落葉も進んでいるので、一気に散ってしまうかも
しれません。

寺家公園は地元出身の加藤幸次郎氏が京都で医者として開業後、
地元への感謝を込めて、昭和の始めに10年の歳月をかけて公園
として整備したのものだそうです。その際には京都の嵐山を模して
造ったとされ、わざわざ京都の庭師を呼んだそうです。

そんなこともあってか、この公園の紅葉はとても上品で華やかな
色合いをしています。例えば赤色はあまり濃くはありませんが
とても明るくて、曇天の下でも輝いていました。
また、ちょうど色づき途中の木が多く緑色が目立つので、赤、
黄、緑が美しいグラディエーションを織りなしていて、とても
幻想的な風景が広がっていました。。。

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■寺家公園1

■寺家公園2

■寺家公園3

■寺家公園4

■寺家公園5

■寺家公園6

■寺家公園7

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■寺家公園11

■寺家公園12

■寺家公園13


◎富山 寺家公園

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