札幌・大通公園(北海道)
投稿日:2011/11/01

紅葉を訪ねる’11 11月を迎えて札幌市内でも
落ち葉が目立ち始め、北海道の紅葉シーズンも
残りわずかです。札幌市の中心地にある東西
1.5kmにわたる公園、大通公園を訪ねました。

公共交通機関での行き方
 大通公園は札幌市中央区大通にあります。市営地下鉄の「大通」駅
 で下車してすぐです。「大通」駅は市営地下鉄の3路線である
 「南北線」、「東西線」、「東豊線」が乗り入れている唯一の駅で
 まさに札幌の中心地です。
 JR札幌駅からの場合は「南北線」か「東豊線」の「さっぽろ」駅で
 乗り換えて1駅です。「南北線」の場合は西4丁目付近、「東豊線」の
 場合は西1丁目付近に出ることができます。
 なお、札幌駅の地下街と大通地下街が今年3月につながったので、
 JR札幌駅から地下街だけを通って大通駅や大通公園に行くことも
 できます。所要時間は15分くらいです。

札幌の大通公園といえば、札幌のシンボル的存在であり、
「雪まつり」、「ライラックまつり」、「YOSAKOIソーラン祭り」
などのイベントが行われ、その他にも夏の盆踊りや冬のクリスマス
イルミネーションなどと1年中華やいでいる場所です。大都市の
ど真ん中にこんなスケールの大きな美しい公園があるなんて羨ましい
なぁと思ってしまいます。。

そんな大通公園のはじまりは、明治時代初頭に札幌の区画整理
事業を行った際、京都市などを参考に碁盤の目状の区画を構想した
ことにさかのぼります。その際の東西の基軸は創成川、南北の基軸
は後志通としましたが、北を官庁街、南を住宅商業地域に分けて、
その防火線の役割を持たせるために後志通の道幅を約100mとする
こととしました。その後志通の、いわば中央分離帯にあたる約65m幅
の部分が「大通公園」となったわけです。

何ともまぁスケールの大きな話です。さすが北海道ですね。。
したがって、住所でいえば通常は「北3条西4丁目」などと表記され
ますが、公園内は北でも南でもなくて「大通」と呼ばれる地域と
なっています。そして、テレビ塔がある「大通西1丁目」から、札幌
資料館のある「大通西13丁目」までの部分が大通公園として
整備されています。

大通公園は今年でちょうど100周年を迎えるということで、例年にも
増してイベント類が多くて、毎日がお祭りという雰囲気でした。
そんな公園も11月を迎えて、噴水は停止され、花に溢れていた
花壇も来春に向けて球根が植えられ、来る冬の準備が進められて
ました。そんな風景を見ているとさびしい気分にさせられますが、
ちょっと頭を上げて、公園内の木々に目を向けてみると、その紅葉の
方はまだまだ十分に楽しめる状態です。部分的には散り始めて
いますが、イチョウ並木やヤマモミジなどはまさに見頃のピークを
迎えている感じで、キラキラと輝いていました。

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☆ 訪問日: 2011年 11月 1日

■ 大通公園1 3丁目からTV塔


■ 大通公園2 5丁目聖恩碑付近

■ 大通公園3 5丁目イチョウ並木

■ 大通公園4 5丁目付近

■ 大通公園5 6丁目付近

■ 大通公園6 6丁目野外ステージ付近

■ 大通公園7 7丁目付近

■ 大通公園8 7丁目付近

■ 大通公園9 9丁目遊水路付近

■ 大通公園10 10丁目黒田清隆の碑付近

■ 大通公園11 10丁目付近

■ 大通公園12 10丁目付近

■ 大通公園13 11丁目噴水付近

■ 大通公園14 12丁目サンクガーデン付近

■ 大通公園15 12丁目付近

■ 大通公園16 12丁目付近

■ 大通公園17 12丁目若い女の像付近からTV塔方向

■ 大通公園18 13丁目資料館裏のカッコウの森

■ 大通公園19 13丁目札幌資料館


◎大通公園

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