紅葉を訪ねる’11 「京極のふきだし湧水」で
有名な名水が湧き出す公園、京極町のふきだし
公園を訪ねました。
京極町ふきだし公園は北海道虻田郡京極町字川西にあります。
JR函館本線の倶知安(くっちゃん)駅から道南バスの「喜茂別」行、
または「伊達駅前」行で約25分、「京極バスターミナル」で下車し、
徒歩約15分です。バスは1日11往復あります。
京極バスターミナルで降りると「ベスト電器」が見えるのでその
方向に進み、お店の前の通りを左(倶知安方面)に歩いていくと
たどり着きます。
小樽駅から倶知安駅までJRで70~85分かかります。札幌から
小樽までは本数もたくさんありますが小樽から先は急に少なく
なるので注意が必要です。
なお、「札幌ターミナル」と「ニセコいこいの村」間を走る高速バス
の場合は「倶知安十字街」のバス停が道南バスの「北十字街」
のバス停と同じ場所にあります。(札幌から乗ってきて京極方面
に向かう場合は反対側のバス停での乗り換えとなります。)
倶知安駅から倶知安十字街(=北十字街)までは歩いて5分ほど
の距離です。
京極町は倶知安町の東隣にある町で羊蹄山の北東側のふもとに
位置しています。元は倶知安村の一部でしたが明治43年に東倶知安村
として独立し、昭和15年に京極村と改称して昭和37年に京極町になって
現在に至っています。
京極という名称は、この辺りは村の開基者であった京極高徳子爵が
所有する京極農場がほとんど占めていましたが、昭和13年に農場が
開放されたのを記念して、その名前をとって京極村と改称されたのだ
そうです。
そんな京極町にある「ふきだし公園」といえば、「おいしい水」が
湧き出す公園として有名です。蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山に降った
雨や雪どけ水が数十年の歳月をかけて地下に浸透し、たっぷりの
ミネラルを含んでこの地に湧き出しているそうです。
日本の名水百選にも選ばれているのはもちろん、全国のおいしい水の
ランキングでも上位に挙げられていることが多いほどの名水です。
1日の湧水量は8万tと多く、30万人分の生活水をまかなえる量に匹敵
するのだそうです。
そんな名水なので水を汲みにくる人も多いようで、駐車場から台車に
ポリタンクをいくつも積んできて汲んで帰る人が何人もいて、ちょっと
驚きました。。
私も手持ちであった500mlのペットボトルに入れて持ち帰り、冷やして
飲んでみましたが確かにおいしいです。。市販されている水よりも
おいしい感じがしました。。この水を沸かして飲むコーヒーの味は格別
なのだそうです。
そして、水を汲みに来る人でにぎわう「ふきだし公園」は、紅葉の名所
でもあります。湧水口や湧き水によりできた湧水池の周囲には
散策路が作られていますが、その周辺には綺麗に色づく木々が多く
あって訪れる人の目を楽しませてくれます。
特に湧水口から池に流れ込む小さな滝の近くは、鮮やかな赤色に
加えて、淡い色合いの黄色や橙色に色付く木が重なって、何とも
言えない風情のある風景を創り出していました。。
☆ 訪問日: 2011年 10月13日
■ ふきだし公園1
■ ふきだし公園2
■ ふきだし公園3
■ ふきだし公園4
■ ふきだし公園5
■ ふきだし公園6
■ ふきだし公園7
■ ふきだし公園8
■ ふきだし公園9
■ ふきだし公園10
■ ふきだし公園11
■ ふきだし公園12
■ ふきだし公園13
■ ふきだし公園14 湧水口
■ ふきだし公園15
■ ふきだし公園16 京極バスターミナル
◎京極町ふきだし公園