勝尾寺(大阪)
投稿日:2010/12/01

紅葉を訪ねる’10 大阪市街から程近くの箕面市
にあり、その名称から、勝負事の勝ち運祈願の
ために訪れる人も多いという勝尾寺(かつおう
じ)を訪ねました。

◆ 公共交通機関での行き方 ◆
 勝尾寺は大阪府箕面市にあります。北大阪急行電鉄の「千里
 中央」駅、または阪急千里線「北千里」駅から阪急バス29系
 「希望ヶ丘四丁目」行、または「摂津霊園」行に乗り、「勝尾寺」
 で下車すぐです。北千里駅から41分、千里中央からは31分
 かかります。バスは平日は3往復、土日祭日は6往復走って
 います。
 なお、バスのルートは北千里-千里中央-勝尾寺ですが、
 直線距離としては北千里からの方が近く、また以前は
 千里中央-北千里-勝尾寺のルートで運行していたこともあって、
 バス運賃は長く乗る北千里からの方が千里中央からよりも安く
 なります。
 また、同じ箕面市にある箕面公園の「箕面大滝」から3kmちょっと
 なので1時間弱で歩くことができます。大滝のところから、「一目
 千本」の方向に登っていって車道へ出て、箕面駅方面とは反対の
 方向に歩いていくと着きます。

西国三十三箇所の第二十三番札所として知られる勝尾寺は
高野山真言宗のお寺で山号は応頂山といいます。
お寺の歴史はとても古く、神亀四年(727)に善仲、善算という双子の
兄弟が草庵を構えて修業したのが始まりとされています。
「勝尾」と書いて「かつおう」と読むのはちょっと変わっていますが、
元慶4年(880年)、当時の住職が清和天皇の病気平癒のための
祈祷を行ったことから、天皇より「勝王寺(かつおうじ)」の寺号を
賜ったそうですが、「王に勝つ寺」という意味の名称はあまりにも
畏れ多いということで「勝尾寺」という漢字に変更したのが、その
名称と読み方の由来なのだそうです。
「勝つ」という名称が付いていることから勝運を求めて全国から
訪れる参拝者が絶えないそうで、地元大阪のJリーグチームである
ガンバ大阪も毎年必勝祈願のために訪れるそうです。
そんな勝尾寺の紅葉は、8万坪という広大な境内を華やかに彩り、
とにかく壮大で豪華絢爛な印象があります。
特に山門を抜けた所から眺める弁財天池の向こうに見える多宝塔
や二階堂の紅葉の風景や、本堂へ続く参道の階段を覆うモミジの
トンネルなど見所がたくさんあります。
箕面公園から3kmちょっとで途中の道の紅葉も綺麗なので、
箕面大滝周辺の紅葉を楽しんだ後に訪ねたいスポットです。

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◇訪問日:2010年 12月 1日

■ 勝尾寺1 弁財天池と多宝塔、二階堂


■ 勝尾寺2 山門

■ 勝尾寺3 山門

■ 勝尾寺4 弁財天池と多宝塔、二階堂

■ 勝尾寺5 参道

■ 勝尾寺6 参道と多宝塔

■ 勝尾寺7

■ 勝尾寺8 本堂付近

■ 勝尾寺9 二階堂

■ 勝尾寺10 多宝塔

■ 勝尾寺11 二階堂付近

■ 勝尾寺12 二階堂付近

■ 勝尾寺13 本堂奥

■ 勝尾寺14 本堂付近

■ 勝尾寺15 多宝塔付近

■ 勝尾寺16

■ 勝尾寺17


◎ 勝尾寺

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