宮島(広島)
投稿日:2010/11/16

紅葉を訪ねる’10 日本三景の1つである安芸の
宮島。その宮島の厳島神社周辺と紅葉谷公園周辺の
紅葉を訪ねました。

◆ 公共交通機関での行き方 ◆
 宮島は広島県廿日市市宮島町にあります。JR山陽本線の
 宮島口駅、または広電宮島線の広電宮島口駅から宮島口
 桟橋でフェリーに乗り換え、約10分で宮島に着きます。
 フェリーはJR宮島連絡船と宮島松大汽船の2社があって、どちら
 も日中15分間隔で運航しています。なお、広島駅から宮島口駅
 まではJRでは約30分ですが、広電では約70分かかります。

海に浮かぶ朱色の大鳥居と社殿で有名な世界遺産「厳島神社」
がある宮島ですが、宮島というのは俗称で正式な島の名前は
「厳島」なのだそうです。「お宮のある島」ということで宮島です。

古くから信仰の対象とされてきた宮島の歴史はとても古く、
推古天皇の時代の593年に地元に住む豪族により初代の厳島
神社が創建されたと言われています。そして、平安時代末期の
1168年には平清盛によって大改修が行われて社殿や大鳥居は
その時に建てられました。ちなみに現在建っている大鳥居は
8代目になるのだそうです。

そんな大鳥居を見ていると、台風などにも耐えて立っているので
根元は地中深くに埋められているのだろうと考えてしまいますが、
実は松材の杭を打って地盤を強化した上に自分の重みで立って
いるのだそうです。重くするために鳥居の上部には四角に組んだ
木材の中に大量の石が入れられていて、総重量は60tもあるそう
です。
浅瀬にあるとはいえ海水の力は相当なものだと思うのですが、
その重さによって大波がきてもビクともしないというのは
ちょっとビックリです。それを考慮して建てた昔の人たちの知恵は
すごいなぁ、、と感心してしまいます。。

厳島神社周辺には紅葉する木々はあまり多くありませんが、
所々に綺麗に色づく木があって、それが美しいワンポイントと
なり荘厳な神社仏閣の風景に彩りをそえてくれます。
また、厳島神社から弥山(みせん)の方向に10分ほど歩いた
場所には「紅葉谷公園」という紅葉の名所があり、約200本の
モミジが美しい風景を創りだします。

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◇訪問日:2010年 11月 16日

■ 宮島1 厳島神社


■ 宮島2 大鳥居

■ 宮島3 厳島神社付近

■ 宮島4 千畳閣

■ 宮島5 五重塔

■ 宮島6 千畳閣と五重塔

■ 宮島7 厳島神社

■ 宮島8 鹿

■ 宮島9 紅葉谷公園

■ 宮島10 紅葉谷公園

■ 宮島11 紅葉谷公園

■ 宮島12 紅葉谷公園

■ 宮島13 紅葉谷公園

■ 宮島14 紅葉谷公園

■ 宮島15 紅葉谷公園

■ 宮島16 紅葉谷公園

■ 宮島17 紅葉谷公園から五重塔方向

■ 宮島18 フェリー乗り場付近


◎ 宮島

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