城下町長府(山口)
投稿日:2010/11/14

紅葉を訪ねる’10 『明治維新 ゆかりの地』
として名高い下関の城下町長府。その長府に
ある「長府庭園」と「功山寺」を訪ねました。

◆ 公共交通機関での行き方 ◆
 長府庭園は下関市長府黒門東町にあります。JR山陽本線の
 長府駅からサンデン交通の下関駅行バスで約8分、「長府
 美術館前」で下車して徒歩3分です。下関駅からは長府方面
 行きのバスで約25分です。功山寺へは「城下町長府」が最寄り
 のバス停でそこから徒歩約15分です。長府庭園から功山寺
 まで歩いても20分くらいです。途中に案内標識が多くあるので
 それに従っていけばOKです。

「長府」というと幕末から明治維新にかけての歴史でよく出てくる
地名ですが、その歴史はとても古く、登場するのは今から1800年
以上も前のことだそうです。当時の仲哀天皇・神功皇后が西国
平定に際して、豊浦宮(現在の忌宮神社)に仮皇居を置かれたこと
から「古事記」や「日本書紀」などに登場するそうです。

また、平安末期の壇之浦の戦いでは、源氏は長府に陣を構え、
平家を滅亡させます。さらに戦国時代には毛利元就に追われた
大内義長が長府功山寺で自害するなど、日本の歴史の中で
たびたび登場してくる地名です。

そして、幕末には日本の夜明けのために多くの志士たちが、
この地を奔走したといわれています。特に有名なのが高杉晋作
がわずか84人からなる力士隊、遊撃隊を率いて起こした「功山寺
の挙兵」ですね。。ここから幕末の動乱が始まり、明治維新へと
つながったと言っても過言ではないと思います。

そんな功山寺は私にとって、歴史の息吹を感じられるお気に入り
の場所でこれまで何度も訪れています。特に山門や仏殿は純唐様
建築の代表的な建造物といわれており、そのモノトーンの色彩は
とにかく重厚壮大で、ここにくると、まるで時間が止まったかの
ような感覚を引き起こし、凛とした気持ちにさせられます。

今回、紅葉はまだ始まったばかりでしたが、山門にかかる色づき
初めのモミジがさらに趣き深い風情を創り出していました。

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◇訪問日:2010年 11月 14日

■ 長府・長府庭園1


■ 長府・長府庭園2

■ 長府・長府庭園3

■ 長府・長府庭園4

■ 長府・長府庭園5

■ 長府・長府庭園6

■ 長府・長府庭園7

■ 長府・長府庭園8

■ 長府・長府庭園9

■ 長府・功山寺1 総門

■ 長府・功山寺2 山門

■ 長府・功山寺3 仏殿

■ 長府・功山寺4 仏殿

■ 長府・功山寺5

■ 長府・功山寺6 山門

■ 長府・功山寺7 山門

■ 長府・毛利邸1

■ 長府・毛利邸2

■ 長府・毛利邸3


◎ 長府

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