長門峡(山口)
投稿日:2010/11/13

紅葉を訪ねる’10 北陸から一気に西に進んで
山口県にやってきました。まずは山口県を
代表する名勝地である「長門峡(ちょうもん
きょう)」を訪ねました。

◆ 公共交通機関での行き方 ◆
 長門峡は山口県山口市阿東から萩市川上にかけての渓谷です。
 JR山口線の長門峡駅から徒歩10分ほどで山口市側の入り口
 である「洗心橋」に着きます。その横には道の駅「長門峡」が
 あります。そこから約5.5kmにわたって遊歩道が整備されていて、
 反対側入り口は萩市の竜宮淵と呼ばれている場所です。
 紅葉の時期には道の駅「長門峡」と竜宮淵の間でシャトルバスが
 走っているので行きか帰りはバスを使った方がよいと思います。
 往復で10km以上あるので全部徒歩はちょっと大変です。
 なお、紅葉が最も美しいと言われている「紅葉橋」までは道の駅
 からは約5kmあり、徒歩90分くらいかかります。竜宮淵からは
 約0.6kmで10分くらいです。
 JR長門峡駅までは新幹線の停車する新山口駅から山口線の
 普通列車で1時間半くらいかかります。特急は停まりません。
 なお、土日に季節運行しているSLやまぐち号は停まります。

本州の最西端、山口県にやってきました。ここから東に進んで
京都を目指します。

私が長門峡という場所を知ったのは今から20年くらい前のことで、
旅で津和野を訪れた際に小郡駅(今は新山口駅ですが。。)から
乗った山口線の車窓にちらっと見えた美しい渓谷と、その何と
なく印象に残るネーミングが気にとまり、いつか訪れてみたい
なぁ。。と思っていました。

そんな長門峡という名前は地元の画家である、高島北海という
人が付けたのだそうです。長門峡にはその中にある名所に
付けらた名前にも個性的なものが多く「洗心橋」「竜宮淵」
「暗がり淵」なんていう場所があります。

渓谷を散策してみて、長門峡の印象的な特徴として感じたのは、
深い渓谷を創り出している大小さまざまな岩石がとても白っぽい
という点です。同じ山口県にある秋吉台も白っぽい岩という印象
があったので同じ成分なのかな? と調べてみたところ、秋吉台
は石灰岩であるのに対して、長門峡は流紋岩という花崗岩系の
岩のようなので繋がりはないようです。

そんな白い岩肌は、谷深くて薄暗い渓谷の中でも明るく輝いて
いてとても美しい景観を創り出してくれるのですが、紅葉写真を
撮る際にはどうしても白飛びしてしまって、紅葉の色がなかなか
綺麗に写らない、という難点もあったりします。

写真ではあまり綺麗には写っていませんが、実際の紅葉は
川面に大きくせり出して、白い岩との美しいコントラストを創り
出していました。

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◇訪問日:2010年 11月 13日

■ 長門峡1 竜宮淵付近


■ 長門峡2 竜宮淵付近

■ 長門峡3

■ 長門峡4 紅葉橋

■ 長門峡5 紅葉橋

■ 長門峡6 紅葉橋

■ 長門峡7

■ 長門峡8

■ 長門峡9

■ 長門峡10

■ 長門峡11

■ 長門峡12

■ 長門峡13

■ 長門峡14

■ 長門峡15 洗心橋付近

■ 長門峡16 駅の道「長門峡」

■ 長門峡17 JR長門峡駅


◎ 長門峡

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