美瑛・白金温泉(北海道)
投稿日:2010/10/07

紅葉を訪ねる’10 観光名所として最近人気が
高まっている「青い池」がある美瑛町・白金
温泉を訪ねました。

◆ 公共交通機関での行き方 ◆
 白金(しろがね)温泉は北海道上川郡美瑛町の南東部に
 あります。旭川駅前から道北バスの美瑛・白金線「白金
 温泉・青年の家」行で1時間25分、「白金温泉」下車です。
 「青い池」に行く場合は、手前の「白金青い池入口」で下車
 徒歩7~8分です。バスは美瑛駅前を経由しており、美瑛
 からは約35分です。1日5往復(そのうちの1往復は美瑛-
 白金間のみ)走っています。
 白金温泉街と青い池とは3kmちょっと離れていて徒歩で
 往復するのはちょっと大変なので、「青い池入口」で降りて
 池を散策後に温泉まで歩くのがよいと思います。逆でもよい
 ですが、温泉街では日帰り入浴も可能なので歩いた後に
 ひと風呂浴びて帰る。。なんていうのも良いかもしれません。
 途中には「不動の滝」、温泉街の中には「白ひげの滝」が
 あります。
 なお美瑛駅前のバス停は駅前ロータリーにはなく、駅前
 から一本先の通り(信号機のある通り)にあるので注意が
 必要です。

白金温泉という名前は、温泉が出た当時の町長が、「泥の中
から貴重なプラチナ(白金)を見つけた思いがする」と述べた
ことから付いたのだそうです。

今では白金温泉といえばまずは「青い池」が思い浮かぶほど
有名ですが、数年前に新聞で取り上げられたのがきっかけで
急に観光客が押し寄せるようになったそうで、それまでは名前
も無い池だったそうです。というのも、池自体が出来たのが
最近で、平成元年に十勝岳噴火への対策として築かれた
美瑛川のえん堤によって水が溜まり始めて、いつしか池になった
のだそうです。偶然にこんな幻想的な池ができたというのは
ちょっと驚きです。

そんな「青い池」は本当にコバルトブルーに輝く不思議な池
でした。青く見える原因については明確には解明されていない
そうですが、温泉から湧き出すアルミニウムを大量に含む水と、
美瑛川の水とが混じり合うことにより青く見えるのだそうです。
すぐ横を流れる美瑛川もとても青く見える不思議な川です。

青い池というと、白神山地の十二湖にある「青池」が有名で
JRの列車名にもなっていますが、十二湖の「青池」は黒に近い
濃い青で「藍色」という印象でしたが、「青い池」は空の青さの
ような明るい「青色」という感じがします。

また、池の中にカラマツ?の枯れ木が無数に立っているのも
幻想的な雰囲気を引き立てています。池が出来て10数年で
立っていたマツが枯れてこんな不思議な風景が出来たわけ
ですが、たぶん10数年後、いや数年後にはこれらは倒れて
しまって、この幻想的な風景は二度と見られなくなってしまうの
だろうなぁ。。などと思うとちょっと感慨深いものがあります。。

今回は「青い池入り口」の2つ前の停留所の「白金インフォメー
ションセンター前」で降りて、「青い池」→「不動の滝」→「白ひげ
の滝」→白金温泉街 と歩いてみました。

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◇訪問日:2010年 10月 7日

■ 白金温泉1 青い池


■ 白金温泉2 白金インフォメーションセンター付近

■ 白金温泉3 白金インフォメーションセンター付近

■ 白金温泉4 青い池

■ 白金温泉5 青い池

■ 白金温泉6 青い池

■ 白金温泉7 青い池

■ 白金温泉8 青い池

■ 白金温泉9 美瑛川

■ 白金温泉10 美瑛川 トンボ

■ 白金温泉11 美瑛川

■ 白金温泉12 散策路

■ 白金温泉13 不動の滝

■ 白金温泉14 白ひげの滝

■ 白金温泉15 白ひげの滝

■ 白金温泉16 温泉街から十勝岳方向

■ 白金温泉 温泉街ブルーリバー橋

■ 白金温泉18 温泉街から十勝岳方向


◎白金温泉

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