下鴨神社(京都)
投稿日:2009/12/08

紅葉が遅い京都の寺社の中でも、特に色づきが
遅いとされている京都市左京区にある「下鴨
神社(しもがもじんじゃ)」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
下鴨神社は、京阪電車の終点「出町柳」駅から徒歩約10分
です。
バスの場合は京都駅前から市バス4系統または205系統
に乗り、「下鴨神社前」または「糺ノ森前」で下車して、徒歩
3分くらいです。京都駅前からは40分くらいかかります。

下鴨神社は正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」
という名称で、鴨川の下流に祭られている神社ということから
下鴨神社という愛称で呼ばれています。
その歴史はとても古く、崇神天皇の時代に瑞垣の修復が
行われたという記録があるそうです。。
崇神天皇といえば、何々何と「紀元前」の話です。。

そして下鴨神社といえば対になるのは上賀茂神社ですが、
こちらは「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」という
のが正式な名称で、両神社を合わせて一般に「賀茂神社」
と呼ばれています。5月に行われる「葵祭」が有名ですね。。
でも何故「かも」の漢字が違うのでしょう??ちょっと調べて
見ましたがどうやらはっきりしていないようです。。

この辺りはその昔、古代豪族の賀茂氏が統治していたこと
から、元々は両方とも「賀茂」が使われていたようですが、
下賀茂だけはいつしか下鴨という通称に変わっていったよう
です。賀茂神社の末社の中には、鴨や加茂という漢字に
変わっていったものが多いのだそうです。

では、どちらの神社が上のランクなのかというと、下鴨神社
には上賀茂神社のお母様が祭られているのということなので、
下鴨神社の方が親にあたるようです。
でも上位なのか?というと、これはキリストとマリアの関係
みたいなものなので、どちらが偉いってことは無いのだそう
です。。なるほど!

さすがに遅い紅葉の名所だけあって、かなり落葉は進み始め
ていましたがまだ十分に楽しめる美しさでした。
ここの紅葉の特徴はとても淡い色合いが多いという印象が
あります。そして、その淡さが昼でも薄暗いほど緑が深い
参道周辺の風景とみごとにマッチしています。
時々差し込む初冬の淡い陽光の中で、他の場所にはない
とても幻想的な色彩を織り成す紅葉風景と感じました。。

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■下鴨神社1

■下鴨神社2

■下鴨神社3

■下鴨神社4

■下鴨神社5

■下鴨神社6

■下鴨神社7

■下鴨神社8

■下鴨神社9

■下鴨神社10

■下鴨神社11

■下鴨神社12

■下鴨神社13

■下鴨神社14

■下鴨神社15

■下鴨神社16

■下鴨神社17


◎下鴨神社

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