真如堂(京都)
投稿日:2009/12/05

何年か前にJRの宣伝ポスターに使われてから
急に紅葉の名所として注目されるようになった
という京都市左京区にある「真如堂(しんにょ
どう)」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
京都駅前から市バス5系統、17系統で約40分、「錦林
車庫前(きんりんしゃこまえ)」または「真如堂道」で下車、
徒歩約10分です。
電車の場合は京阪電車の「神宮丸太町」駅が最寄となり
ますが徒歩で30分近くかかります。

「真如堂」という名前は本堂の通称だそうで、正式名称は
「真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)」といい、天台宗の
お寺です。
比叡山の戒算上人が984年に延暦寺の常行堂にあった
阿弥陀如来像を移して開祖したのが始まりとされ、当時は
もう少し北東の位置にあったようです。その後の応仁の乱
などで焼失した後、1693年に現在の地に建立された
そうです。

真如堂は銀閣寺と平安神宮の中間あたりにあり、場所と
しては付近に寺社が多くある京都の中心地なのですが、
ちょうど、広い「白川通」や「今出川通」、「丸太町通」に
挟まれた小高い位置にあり、バスや電車からのアクセス
もちょっと不便です。

そんなためなのか、かつては訪れる人も少なくて一部の
情報通の人達のみぞ知る「隠れ紅葉名所」だったのだ
そうです。
しかし、JRの宣伝ポスターに使われるようになってから
急に人が増えてしまい大混雑するようになったそうです。
やはりメディアの宣伝の効果というのは大きいようです。。
さすがにCMに使われることだけあって、その紅葉の美しさ
は一見の価値があります。

特に「多宝塔(三重塔)」周辺の紅葉の赤と黄が華やかで、
塔を下から見上げた時の、青空とのコントラストが創り出す
絶妙な色合いはまさに絶景で、真上を見上げたままの姿勢
で、しばし固まってしまいました。。

基本的には濃い赤が多いのですが、イチョウの濃い黄色と
常葉樹の濃い緑色が良いアクセントになって、その赤さを
さらに引き立てている印象があります。

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■真如堂1 表門付近

■真如堂2 参道

■真如堂3 多宝塔を見上げて

■真如堂4 吉祥院付近

■真如堂5 多宝塔

■真如堂6 鐘楼堂

■真如堂7 鐘楼堂

■真如堂8 本堂(真如堂)から参道方向

■真如堂9 本堂

■真如堂10 本堂から多宝塔方向

■真如堂11 本堂付近

■真如堂12 表門から多宝塔


◎真如堂

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