永観堂(京都)
投稿日:2009/12/01

気づくと12月となり、そろそろ紅葉シーズンも
終わりを迎えています。紅葉を訪ねる旅もラスト
スパートです。古くから「秋はもみじの永観堂」
と呼ばれている紅葉の名所、京都・東山の永観堂
(えいかんどう)を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
永観堂は地下鉄東西線「蹴上」で下車、徒歩約15分です。
京都駅からは地下鉄烏丸線「京都」から「烏丸御池」で
東西線に乗り換えます。
バスの場合は京都駅前から市バス5系統に乗り、「南禅寺
永観堂道」で下車し、徒歩5分ほどです。京阪電車の「三条」
からも同じ5系統のバスが通っています。

永観堂周辺の紅葉は見頃を過ぎて、落葉がかなり進んで
いる木が多くなっていますが、まだ楽しめます。
また落ちた葉をそのまま残しているので美しい「モミジの
じゅうたん」も楽しめます。
今週いっぱいまでというところでしょうか。。

永観堂は正式名称は無量寿院・禅林寺(ぜんりんじ)ですが、
一般には永観堂という名前で親しまれています。
853年に空海の弟子である真紹が藤原関雄の山荘を譲り
受けて真言宗の道場として創建したのが始まりとされ、
その後の863年に清和天皇の勅願により禅林寺となりました。

空海なので当然、真言宗なのですが鎌倉時代からは浄土宗に
変わっていて、でも名前からは禅宗のように思えるという、
ちょっと不思議なお寺です。
永観堂という名前は、禅林寺の第7代住職であった永観律師
(ようかんりっし)に由来しています。永観は非常に優れた僧で
貧しい人々や病気の人々へ徳を施し、人望も厚かったことから
人々が尊敬の念を込めて「永観堂」と呼んでいたそうです。
人名は「ようかん」ですが愛称は「えいかん」といのもちょっと
面白いところです。

永観堂の紅葉は名所とされるだけのことはあり、見頃を過ぎて
もその美しさは絶景の連続でした。ここの特徴としては黄色から
赤色に華やかに変化する木が多く、とても多彩さを持っている
印象があります。そして落ち葉の美しさも絶品です。黄色と
赤色のカエデにイチョウの濃い黄色が加わり何とも言えない
美しい「落葉のグラディエーション」を創り出していました。

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■永観堂1

■永観堂2

■永観堂3

■永観堂4

■永観堂5

■永観堂6

■永観堂7

■永観堂8

■永観堂9

■永観堂10

■永観堂11

■永観堂12

■永観堂13

■永観堂14

■永観堂15


◎永観堂

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