宝筐院(京都)
投稿日:2009/11/30

京都・嵯峨野のとても静かな佇まいの中に
ひっそりと建ち、庭園の紅葉が美しい寺院、
「宝筐院(ほうきょういん)」を訪ねました。

◆公共交通機関での行き方◆
宝筐院はJR山陰本線の嵯峨嵐山駅から徒歩15分ほどです。
京福電鉄の嵐山駅からも約15分です。住宅地の中にあるので
非常に分かりづらいですが、京福嵐山駅前の道を渡月橋と反対
方向にずっと進むと清涼寺に突き当たるので、左折してまっすぐ
進むと正面にあります。
バスの場合は「大覚寺」行のバスで「嵯峨釈迦堂前」下車、
徒歩3分ほどです。

宝筐院周辺の紅葉は見頃は過ぎてかなり葉が少なくなってきて
いますがまだ楽しめました。ただ、あと数日という感じです。
落葉がかなり進んでいますが、散りもみじの庭もまたなかなか
風情があります。

宝筐院は平安時代に白河天皇の勅願寺として建立され、当初
の寺名は善入寺だったそうです。
宝筐院と呼ばれるようになったのは、足利幕府の二代将軍で
ある足利義詮によって伽藍整備が行われ、その没後に菩提寺
となったことから、義詮の院号であった宝筐院と改められたそう
です。

宝筐院はひっそりとした閑静な住宅街の中にこじんまりと
建っていて、とても地味な感じなのですが、門を入ると一変、
色彩豊かに輝く紅葉の庭園が目に飛び込んできて驚かされ
ます。

ここの紅葉の印象としてはとても鮮やかさを持った色合いで、
また多彩さもあって、まさに極彩色の彩りという感じです。
そして、外から見た門の小ささや入口付近の狭さに比べて
意外に奥行きがあるので、もみじのトンネルや回遊式庭園
のような場所を楽しむこともできます。

ただ、紅葉の名所だけあって訪れる人が多く、庭園内の小路
は人がすれ違うのがやっとな程狭いところが多いので、じっくり
とは鑑賞できないのが難点です。。

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■宝筐院1

■宝筐院2

■宝筐院3

■宝筐院4

■宝筐院5

■宝筐院6

■宝筐院7

■宝筐院8

■宝筐院9

■宝筐院10

■宝筐院11

■宝筐院12

■宝筐院13

■宝筐院14


◎宝筐院

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