奈良盆地の東部、三重県との県境に近い宇陀
(うだ)市の深い山あいにあり、女人高野の
愛称を持つ「室生寺(むろうじ)」を訪ね
ました。
◆公共交通機関での行き方◆
室生寺へは、近鉄大阪線の「室生大野口」から奈良バス
「室生寺」行のバスで約15分、終点で下車し約5分です。
通常は1日数往復の路線ですが、紅葉時期には増発されて
1時間に1本程度あります。
「室生大野口」までは大阪上本町から急行で1時間ほどです。
室生寺へは、近鉄大阪線の「室生大野口」から奈良バス
「室生寺」行のバスで約15分、終点で下車し約5分です。
通常は1日数往復の路線ですが、紅葉時期には増発されて
1時間に1本程度あります。
「室生大野口」までは大阪上本町から急行で1時間ほどです。
室生寺周辺の紅葉はピークをやや過ぎた印象がありますが
まだ楽しめる状況です。今月いっぱいまでという感じでしょうか。。
大阪方面から近鉄大阪線に乗って名古屋方面に向かう途中、
榛原あたりから急に深い山あいの風景になり、ちょっとビックリ
します。そしてトンネルをいくつか抜けると「室生大野口」駅に
着きます。
この辺りの車窓からの眺めは普段でもとても美しい山岳風景
なのですが、この時期はさらに紅葉が加わって、乗っている
だけでとても得をした気分になります。
室生寺はそんな室生大野口駅からバスで15分ほどの所に
ありますが、途中の道も深く美しい渓谷が続きます。
室生寺は、奈良時代末期に桓武天皇の病気平癒のため、
この室生の地において延寿の法を修したところみごとに回復
したことから、朝廷の命により寺院を造ることになったのが
始まりとされています。
「女人高野」という愛称は近くの高野山は女人禁制であった
のに対して、室生寺は古くから女人の参拝が許されたことから
そう呼ばれていたのだそうです。
ここの紅葉の印象としては、赤よりも黄色や橙色などの淡い色
が多いと感じました。そして深い山あいにあるため石段がとても
多いのですが、そんな石段の下から陽の光を通して眺めるお堂
や塔などと淡い色の紅葉はとてもマッチしていると感じます。
また、所々にある真っ赤な紅葉がとてもよいアクセントになり、
緑色と合わせて独特の多彩な景観を創り出していました。
◇ このブログの写真を一覧形式で見る(別ウィンドウ)
■室生寺1 仁王門付近
■室生寺2 太鼓橋から眺める表門
■室生寺3 赤門
■室生寺4 仁王門
■室生寺5 仁王門
■室生寺6 鎧坂
■室生寺7 本坊付近
■室生寺8 本堂付近
■室生寺9 本堂
■室生寺10 仁王門付近
■室生寺11 表門から本坊
■室生寺12 室生川沿いから室生寺方向
◎室生寺